上座と下座に気をつける
居酒屋は高級レストランなどとは違い、気軽に楽しめるお店ですがそれでも全くマナーが必要ないというわけではありません。
友人同士などではそれほど気を使う必要はありませんが上司など目上の人と一緒の場合はマナー違反にならないよう注意したいところです。
まず席に案内された場合もどこに座っても良いというわけではありません。
日本では目上の人は上座、目下の人が下座に座ることが一般的です。
お店ではどこが上座で下座であるかを判断しづらいものもありますが、入り口から近いところは下座、遠いところは上座と覚えておくと着席もよりスムーズです。
目上の人と一緒のときはまずは入り口に遠い奥の席に座ってもらうようにします。
そして食べ物や飲み物に手をつける場合も全員が着席して乾杯してからにしておきたいところです。
それから乾杯の場合も目上の人と同席している場合はグラスをやや下の位置にしておきましょう。
周囲にも気を配ろう
お酒が入ると楽しい気持ちになりますが、この時もあまりに大声を出したり、変な掛け声を出すことは周囲の別のお客さんに迷惑となりますので周囲にも気を配り楽しく飲みたいところです。
飲み過ぎて乱れた態度を取ってしまう、店員さんに横柄な態度を取るということもマナー違反となりますので、飲みすぎには注意したいところです。
そして、飲み会ではお酒が飲めない人が参加することもありますが、この時もお酒を強要するようなことは避けましょう。
居酒屋ではお酒を注ぎ合うのもコミュニケーションにつながりますが、瓶ビールの場合はラベルを上になるように持つこと、片手ではなく両手で持つようにします。
そして注いでもらう方もグラスは片手ではなく両手で持ち、お礼を言いましょう。
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遅刻しないようにしましょう
居酒屋では複数人が集まって飲むことが多いですが、約束の時間は守るようにしたいものです。
全員が揃うまで待つ場合もありますので、何等かの理由で遅れる場合は早めに連絡を取り、先に飲み会を進めてもらいましょう。
かつてはお酒の席でタバコを吸うということは珍しくありませんでしたが、今や禁煙や分煙は当たり前の時代となっていますので、タバコが吸いたくなったら喫煙コーナーへ移動するなどの気配りをしておきたいところです。
そして楽しいお酒にするためには楽しい話題にするということも大切です。
お酒の席で説教を行う、上司や同僚の悪口を言うなども楽しさがなくなってしまいますし、過激な下ネタなども嫌悪感を持つ人も少なくありません。